レセコンの購入から導入まで
レセプトと呼ばれる診療報酬明細書はかつては手書きで行われていましたが、今やすべてがコンピューター化されており、レセコンという名前で定着しています。
今や個人開業医でもレセコンは必須となっていますので、どのように購入して導入するのがよいのかを知っておくことが不可欠です。
まずはコンピューターに対するサポートは必須であることから、どの事業所にサポートを依頼するかを決めることが大事です。サポートしてくれる事業所を選んだら、その事業所が揃えているレセコンの機器の中から、医療機関の規模や求める内容に沿った機種を選びます。
レセコンそのものはハードウェアになりますが、使いこなすにはソフトウェア面でのサポートがしっかりしていることも重要です。
毎年のように診療報酬が改訂されるとあって、迅速なサポートが可能かどうかを検討した上で保守も含めたハードからソフトに至るまで全面的にサポートとしてくれる事業所を選べれば、スムーズに導入への流れが構築されます。
日々変わっていく医療業界で、診療報酬の明細書を作るのはとても大変です。
レセコンは、その手続きをある程度自動かすることができるシステムです。レセプトは診療報酬明細書と言われるもので、患者に対して実施した行為や使用した薬剤、材料、機器などを抜けなく記載する必要があります。
診療報酬は、乱用を防ぐために、それぞれに条件が定められていて、過剰に請求できない仕組みになっています。
その条件を知っていないと誤った請求をすることになり、印象が悪くなる上に請求し直しになることや、請求できない事態に陥ります。
レセコンを選ぶ時に、初めてだと何を注意して選べば良いのかわかりません、診療科によって内容が大きく変わる処理のため、何が優れているかは導入される環境によって異なります。だからこそ無料でつかるレセコンを使って慣れておくと便利です。
一度使えば何が必要な機能なのかが明確になるはずです。トライアルを終わらせてから選択するようにしましょう。